罠にかかったロシア 2022 3 6
「なぜロシアは無謀な戦争を始めたのか」
ロシアの経済規模は韓国程度です。
その程度の経済力では大規模な戦争はできません。
にもかかわらず、戦争を始めてしまいました。
もしかして、以下のような仮説が
成り立つのではないかと思いました。
ロシアには魅力的な資源がある。
原油に天然ガスにレアメタル。
しかし、ロシア政府が強力なので、
どうしても手が出せない。
そこで、かねてから紛争があった、
ロシア・ウクライナ関係をけしかけて、
両国間に戦争を起こさせる。
もともと給料の遅配や
軍内部のいじめ問題で、
ロシア軍の士気は低いうえに、
ウクライナ人の気質からすると、
徹底抗戦が見えている。
つまり、ウクライナ戦争は
泥沼化するのは見えている。
厳しい経済制裁によって、
ロシア国債はデフォルト、
ルーブル紙幣は紙くずとなる。
外国から見れば、
ロシアの財産は二束三文で買える。
ロシア軍は、
ウクライナ戦争で疲弊している。
ロシア国民は、
生活が困窮している。
これは、倒産した会社と従業員に似ている。
しかし、会社には魅力的な資産がある。
さて、男らしさを誇示すると、
つけこまれる場合がある。
どうしても虚勢を張りたくなる。
そこに油断と隙が生まれる。
もちろん、他人の意見を
積極的に聞けば問題ないが、
独裁者は「裸の王様」となる。
王様は裸だった。
しかし、粛清されるのを恐れて、
誰もが裸であることを指摘できなかった。
ウクライナ東部の親露派地域のみ侵攻すれば、
ロシアの計画は成功したかもしれない。
ウクライナ全土で戦争することは、
ロシアには不可能だったはずである。
経済規模で考えれば、
ロシアは韓国程度しかない。
そういう経済力では、
全面戦争はできないはずである。
今後、ロシアは経済的に中国に頼るのか。
しかし、中国は徹底的に査定をするだろう。
ロシアは中国の植民地になって生きていくのか。
戦争とは悲惨なものであり、
往々にして第三国が漁夫の利を得る。